あけぼの大豆ってどんな豆?(最後にはPVあるよ)

番外編
あけぼの大豆(枝豆)

こんにちは、ケンちゃんです。いつも「あけぼの大豆」を育てていますとお伝えしてますが、そもそもこの品種がどんな豆なのか、ちゃんと紹介したことがなかったなと思い、今回はあけぼの大豆そのものについて書いてみます。

まず一番の特徴は、粒の大きさです。一般的な大豆の粒が0.8cmほどなのに対して、あけぼの大豆は約1.2cm。重さにすると約2倍のボリュームがあります。草丈も1mを超えて、普通の枝豆の2倍近くまで伸びます。味も特別で、甘みのもとになるショ糖の含有量が一般の大豆より4割も多く、蒸しただけでも口いっぱいに甘みが広がるホクホクとした食感になります。

この品種のルーツは、明治時代に関西地方から伝わった在来種だと言われています。身延町の曙(あけぼの)地区で栽培され続けて150年以上。「あけぼの大豆」という名前自体は、昭和45年頃にJAを通じて枝豆として出荷する際に付けられたものだそうです。

「幻の大豆」と呼ばれることもあるんですが、これには理由があります。まず、収穫期が10月のわずか数日間しかなく、市場にほとんど出回らないこと。そしてもう一つ面白いのが、同じ種を他の地域で育てると、翌年から粒が小さくなってしまうという性質があること。身延町曙地区の気候(昼夜の寒暖差が10度以上あること)と、霧が多い環境が、この豆の大きさと甘みを引き出す条件になっているみたいです。

そんなあけぼの大豆は、2022年に地理的表示(GI)保護制度に登録されました。これは山梨県の農林水産物としては初めての登録だったそうです。「曙地区で採れた種を使い、身延町内で栽培したものだけ」が名乗れる、というかなり厳格な基準があります。ケンちゃんの畑も、このGIマークを使って出荷できるように町役場での手続きを進めていて、シールもすでに受け取っています。国が認めた地域ブランドを名乗れるというのは、なかなか誇らしいことだなと感じています。

実は一時期、知名度が下がっていた時期もあったそうですが、地域おこし協力隊の方たちの取り組みなどもあって、近年また注目が集まっています。2024年には日本農業賞山梨県最優秀賞を受賞するなど、評価も高まっているところです。

そんな歴史と特徴を持つあけぼの大豆を、今年ケンちゃんも初めて収穫します。10月中旬から下旬を予定しているので、収穫できたらまた報告しますね。

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