こんにちは、ケンちゃんです。少し時期を遡りますが、6月9日に行った畑の下準備についてまとめておきます。
今枝豆を育てているこの畑は、もともと耕作放棄地でした。作付け前にまず雑草をどうにかしないといけなかったんですが、そこで活躍したのが「ハンマーナイフモア」という機械です。
ハンマーナイフモアという名前、聞き慣れない方も多いと思います。簡単に言うと、車体についた回転刃で草を「刈る」というより「粉砕する」タイプの草刈り機です。一般的な草刈り機は刈った草がそのまま茎の形で残りますが、ハンマーナイフモアは草を細かく砕きながら進むので、作業後の見た目が驚くほどきれいになります。乗用タイプなので、運転席に座ってハンドル操作をすれば機械が自分で進んでくれる仕組みです。
このハンマーナイフモアは、あけぼの大豆拠点施設から借りました。あけぼの大豆を育てる農家を支援する取り組みの一環で、半日1,500円、1日でも3,000円というかなり手頃な料金で貸し出してくれます。操作方法も施設の方が教えてくれるので、機械の扱いに慣れていない自分でも不安なく使うことができました。
作業自体は、機械に乗っていれば前に進んでくれるので、体力的にはそこまで大変ではありませんでした。ただ、長年放置されていた耕作放棄地だったこともあり、地面に段差やがたつきがあります。スピードを出しすぎると雑草を均等に粉砕できないため、ゆっくり丁寧に進める必要があり、結局半日がかりの作業になりました。
草を粉砕することには、実はもう一つメリットがあります。細かく砕かれた草はそのまま畑にすき込むことができて、いわゆる「緑肥」として土の栄養源にできるんです。本来、緑肥用にはイネ科やマメ科など、すき込みに適した特定の草をあえて育ててから使うのが理想的です。今回はそういった作物ではなく、ただの雑草を粉砕しただけではありましたが、それでもすき込むことで多少なりとも畑の栄養になったはずです。粉砕した草は土の中の微生物にムシャムシャと食べられて分解されていき、そのプロセスを経てはじめて、枝豆が根から吸収できる栄養に変わっていきます。
今こうして立派に育っている枝豆も、もとをたどればこの日の草刈りから始まっています。地道な下準備があってこその収穫だなと、振り返って改めて感じています。



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